自然素材と無垢の木をこよなく愛した家

枚方市長尾元町にて長年お住まいだったご自宅を建て替え新築されたKI様。
当初より無垢材、自然素材をふんだんに取り入れた家づくりをご希望でした。
フロアにも無垢材というだけではなく、通常の無垢フローリングの2倍の厚さの30㎜厚の無垢スギフロアを採用。
無垢スギのやわらかい足触りと、一等材独特の荒々しい相反するようなデザイン性と機能性が特徴です。
この無垢スギ材の荒々しい節のデザインが躍動感をデザインとマッチしたのが、構造材をそのまま見せる表し天井。
京都の街並みのように碁盤の目に構造材の梁を組んだものを仕上げ材としてそのまま見せるこの表し天井の魅力はなんといっても木の本来のデザイン性を生かせる点。
人間の手で作られた人工的なものではなく、自然が成せる美しさです。
また、表し天井だから可能な天井高さは平均2.8mはある高天井で開放感は抜群です。
施主様によるDIYでの漆喰塗装もチャレンジされました。
建物一棟すべての壁を施主様自身で休日を利用して漆喰塗りにチャレンジ。
高台ゆえのメリットである開放的な窓に、木のぬくもりが感じられるリビングダイニング。
柱を化粧として見せる真壁造りであっても、モダンな室内建具を利用することでけっして和風とはまた一味違うデザインを醸し出します。