「できれば広い家がいい」
もちろんそうなんですが、実は“広さ”って、数字より体感が大きいです。
たとえば同じ30帖でも、
片方は「広っ!」、もう片方は「意外と普通…」ってなる。
この差を作ってるのが、設計のルールです。
シンプルノートの家は、そもそも“無駄を省く”思想なので、
床面積を増やして満たすより、体感を整えて満たすのが得意。
本文では、長尾・藤阪・津田・松井山手・大住など、学研都市沿線で郊外暮らしをする生活も想像しながら、
“ちょうどいい暮らし”に効く「広く見せるコツ」をまとめます。
この記事でわかること
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「広く感じる家」と「狭く感じる家」の差
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床面積を増やさず広く見せる8つのルール
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よくある失敗と回避策
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次に読むべき記事(⑨・⑩)
結論:広さの体感は「視線」と「余白」で決まる
体感を広くする基本はこれです。
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視線が遠くまで抜ける
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床にモノが出ていない
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空間がつながって見える
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光が奥まで届く
シンプルノートは、この“見え方”を設計で作りやすいのが強みです。
ルール1:視線の「抜け」を作る(これが最強)
体感の広さは、視線がどこまで届くかで決まります。
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玄関からリビングまで抜ける
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リビングから庭(もしくは抜け方向)に抜ける
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廊下を短くして空間をつなげる
抜けができると、床面積は同じでも広く感じます。
ルール2:床にモノを置かない仕組み(=収納計画)
広く見える家は、とにかく床がスッキリしてます。
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片付けやすい場所に収納がある
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“細かいモノの住所”がある
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玄関が詰まらない
④で話した収納計画が、体感の広さにも直結します。
ルール3:天井高は「上げる」より“使い分ける”
天井を全部上げると、落ち着きがなくなることもあります。
大事なのはメリハリ。
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リビングは少し高くして伸びを出す
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寝室や個室は落ち着く高さ
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抜けが欲しい部分だけ上げる
シンプルノートは“必要なところだけ効かせる”のが得意です。
ルール4:窓は「大きさ」より“位置”で広く見せる
大きい窓を付けても、視線が止まると広く感じません。
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目線の先に抜ける窓を置く
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外から見られない位置に抜けを作る
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高窓で光を奥に落とす
長尾・藤阪・津田・松井山手・大住のような郊外住宅地は、隣家が近いケースもあるので、
“見られない抜け”を作れるとめちゃくちゃ強いです。
ルール5:壁と扉を増やしすぎない(分けすぎ注意)
「部屋をたくさん作りたい」ってなると、
壁と扉が増えて、空間が細切れになりがち。
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廊下が増える
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視線が止まる
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圧迫感が出る
シンプルノートは、必要以上に区切らないので、
空間のつながりで広さを作りやすいです。
ルール6:色数を減らす(目が散ると狭く見える)
体感の広さは、実は“情報量”にも左右されます。
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色が多い
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素材が多い
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物が多い
これ、目が疲れて狭く感じます。
シンプルに整えるほど、空間は広く見えます。
ルール7:照明は「明るさ」より“陰影”で奥行きを出す
全部を均一に明るくすると、のっぺりして奥行きが消えます。
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手元は必要な明るさ
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壁や天井に光を回す
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視線の先に“少し明るいところ”を作る
これで奥行きが出て、体感が広くなります。
ルール8:「余白」を最初から設計に入れる
最後に一番大事。
家具でパンパンに埋めると、どんな家でも狭く見えます。
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ダイニングの通路幅
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ソファ周りの余白
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置かない場所を決める
“ちょうどいい暮らし”は、余白があるほど続きます。
よくある質問(FAQ)
Q. 狭小地でも広く感じますか?
A. 感じます。むしろ狭小ほど、視線の抜け・収納・窓配置の効きが大きいです。
Q. 吹き抜けは必須?
A. 必須ではありません。抜けを作る手段の一つ。必要なところにだけ使うほうが失敗しにくいです。
まとめ
床面積を増やさなくても、
設計ルールで“体感の広さ”は作れます。
シンプルノートは、
視線の抜け・収納・窓計画・余白を整えることで、
学研都市沿線の郊外で“ちょうどいい暮らし”を気持ちよく続けやすい家です。
次は⑨で「土地選びがラクになる理由」を深掘りします。
リンク(※最下部に固定)
・国土交通省 住宅政策
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/
NAP情報(※最下部に固定)
会社名:アルクハウス
住所:大阪府枚方市藤阪東町2丁目15番1号
電話番号:072-808-8815
営業時間:9:00-17:00
会社概要(※最下部に固定)
アルクハウス(有限会社森田建設)
■建設業許可:大阪府知事許可(般-6)第112706号
■二級建築士事務所登録:大阪府知事登録(に)第8142号
■宅地建物取引業許可:大阪府知事許可(4)第55494号
所属団体:全日本不動産協会
提携司法書士:仲宗根司法書士
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執筆者プロフィール(※最下部に固定)
執筆者:森田 知憲(もりた とものり)
アルクハウス 代表取締役
(宅地建物取引士/二級建築士)
枚方市・長尾エリアを中心に、
「シンプルノートの家」を手がける工務店 アルクハウス を運営。
“無駄を省きながらも、美しく・心地よい暮らし” をテーマに、
これまで多くのご家族の理想の住まいづくりをサポート。

