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⑤【回遊動線】万能ではない|やってはいけない作り方|枚方市の注文住宅で「便利そう」が地雷になる理由

2026-01-23

回遊動線(ぐるっと回れる間取り)は、注文住宅の打合せで必ず出る人気ワードです。

でも結論から言うと、回遊動線は万能ではありません。

むしろ「便利そう」で入れた回遊動線が原因で、

  • 収納が減って散らかる

  • 家具が置けない

  • 冷暖房が効かない

  • 生活感が見える

  • 子どもが走り回って危ない

  • 何となく落ち着かない

…こういう“住んでからの後悔”が起きやすいのも事実です。

この記事は、枚方市で注文住宅を検討する共働き・子育て世帯が、

**回遊動線で失敗しないための「やってはいけない作り方」**を、実務目線でまとめます。


結論:回遊動線は「1か所だけ強くする」が正解。やりすぎると暮らしが崩れる

回遊動線の目的は、ぐるぐる回ることではなく、

  • 渋滞を減らす

  • 家事を途切れさせない

  • 家族がぶつからない

  • 片付けが回る

このための“交通整理”です。

だから、回遊動線は 「ここだけ回せば暮らしが回る」1か所を強くするのが正解。

回遊を増やすほど、壁が減り、収納が減り、家具が置けず、空調も効きにくくなります。


やってはいけない回遊動線:後悔する典型パターン7つ

ここからが本題です。枚方市の注文住宅で実際に起きやすい失敗を、先に潰します。

NG1:回遊を作るために「壁」を削りすぎる

壁が減ると、何が起きるか。

  • 収納が減る

  • 家具が置けない(テレビ・ソファ・収納棚)

  • コンセント位置が迷子

  • 音が回る、落ち着かない

回遊=壁を減らす設計なので、作りすぎると生活が崩れます。


NG2:「ただ回れるだけ」で、何も解決していない

回遊を作ったのに、渋滞ポイントが残ったまま。

これ、すごく多いです。

例:

  • キッチン前は回れるけど、冷蔵庫前で詰まる

  • 洗面は回れるけど、脱衣が狭くて結局渋滞

  • 玄関から回れるけど、帰宅物の置き場がない

回遊は目的じゃないので、解決したい渋滞が何かを先に決める必要があります。


NG3:回遊が増えたせいで「収納が遠くなる」

回遊で通路が増えると、収納が分散しやすい。

そして「戻す場所が遠い」と、片付かなくなります。

回遊の副作用は、“歩く距離”が増えることです。


NG4:回遊で「キッチンが通路」になって落ち着かない

キッチンを通り道にすると、

  • 料理中に人が横切る

  • 子どもが走る

  • 危ない(火・刃物・熱湯)

結果、料理がストレスになります。

キッチンは作業場。通路化すると家事効率が落ちます。


NG5:通路幅が足りず、回遊なのに渋滞する

回遊にしたのに、狭くてすれ違えない。

これが最悪です。

回遊は“抜け道”が増えるぶん、通路幅が不足するとボトルネックが増えます。


NG6:回遊のせいで「冷暖房が効かない・音が回る」

開口が増える=空気が逃げる。

ドアが少ない=音が回る。

  • 夏:冷房が効きにくい

  • 冬:暖房が逃げる

  • 生活音:どこにいても聞こえる

「暮らしの快適さ」が落ちるのが回遊の落とし穴です。


NG7:回遊が“子どものサーキット”になる

子どもは回れると走ります。

走ると転ぶ。ぶつかる。危ない。

回遊動線は、子育て期ほど“事故導線”になりやすいので、

見通し・角・段差・床材の配慮が必要です。


じゃあ、回遊動線はどう作れば正解?「作るべき回遊」の条件6つ

回遊を入れるなら、この条件を満たしたときだけにしてください。

  1. 解決したい渋滞ポイントが明確(例:キッチン前、洗面、玄関)

  2. 回遊によって収納が減らない(減るなら別案)

  3. 家具配置が成立する(テレビ壁、ソファ、ダイニング)

  4. 通路幅が確保できる(すれ違い前提)

  5. 空調計画がセット(効かなくなるなら回遊を縮める)

  6. 子どもの安全が確保できる(見通し、角、危険ゾーン)

この6つを満たす回遊は、“便利”になります。

満たさない回遊は、“後悔”になります。


回遊動線の“勝ちパターン”は「1か所だけ回す」

枚方市の注文住宅で、暮らしが回りやすいのは次の2つです。

勝ちパターンA:キッチン〜パントリー〜玄関(帰宅・買い物が回る)

買い物袋→収納→調理が一筆書きになる。

これが回遊の最高効率。

勝ちパターンB:洗面〜ランドリー〜ファミクロ(洗濯が回る)

洗う→干す(乾かす)→しまう が同じゾーンで回る。

この回遊は、家事が終わります。

※逆に「LDK全体をぐるっと回す」回遊は、必要以上になりやすいです。


図面での「回遊動線」診断質問10個(YESが多いほど成功)

  1. 回遊の目的(渋滞解消)が明確

  2. 回遊で収納が減っていない

  3. 家具配置(テレビ壁・ソファ・収納棚)が成立

  4. すれ違える通路幅がある

  5. キッチンが通路化しすぎていない

  6. 冷蔵庫前・食洗機前で詰まらない

  7. 空調が効く前提で計画されている

  8. 音が回りすぎない

  9. 子どもの走り回り対策ができる

  10. 回遊は「1か所だけ強い」設計になっている


まとめ:回遊動線は“便利そう”で作らない。暮らしの渋滞を潰すために使う

回遊動線は、正しく作れば本当に便利。

でも、便利にするには条件があります。

  • 回遊は増やすほど、壁・収納・家具・空調に副作用が出る

  • 回遊の目的は“ぐるぐる回る”ではなく“渋滞を消す”

  • 正解は「1か所だけ強い回遊」

ここを押さえると、回遊動線は「後悔ポイント」ではなく「暮らしの武器」になります。


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ハブ:枚方市の注文住宅は「家事動線」で9割決まる|後悔しない間取り設計・完全ガイド

(①〜⑤をセットで読むと、間取りの優先順位がブレずに固まります)


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会社概要(NAP情報)

会社名:アルクハウス(有限会社森田建設)

住所:大阪府枚方市藤阪東町2丁目15番1号

電話番号:072-808-8815

営業時間:9:00-17:00


許可・登録・所属団体

アルクハウス(有限会社森田建設)

■建設業許可:大阪府知事許可(般-6)第112706号

■二級建築士事務所登録:大阪府知事登録(に)第8142号

■宅地建物取引業許可:大阪府知事許可(4)第55494号

所属団体:全日本不動産協会

提携司法書士:仲宗根司法書士


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執筆者プロフィール

執筆者:森田 知憲(もりた とものり)

アルクハウス 代表取締役(宅地建物取引士/二級建築士)

枚方市・長尾エリアを中心に、「シンプルノートの家」を手がける工務店 アルクハウス を運営。

“無駄を省きながらも、美しく・心地よい暮らし” をテーマに、これまで多くのご家族の理想の住まいづくりを叶えます。