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話しにくい工務店で起きやすい失敗例

2026-01-07

注文住宅の失敗って、実は「現場のミス」より先に始まっています。

多くの場合、原因はもっと手前。

“言えなかったこと”が積み重なって、後悔になる。

これが、話しにくい工務店で起きやすい一番の構造です。

①(ハブ)で伝えた通り、話しやすさは好みの問題ではなく、家づくりの品質を左右する機能です。

で説明した「要望の解像度」が上がらないと、次に起きるのがこの③の失敗パターンです。


失敗の正体は「認識ズレ」と「遠慮」

話しにくい相手だと、打ち合わせの空気がこうなりやすいです。

  • ちょっと聞きにくい

  • 反論しづらい

  • 変更を頼みにくい

  • 予算の話が切り出せない

この“遠慮”が、設計の認識ズレを放置します。

そして注文住宅は、放置されたズレほど高くつきます。金額も、暮らしの快適さも。


失敗例①「それ、普通はこうです」で黙ってしまう

話しにくい工務店ほど、こう言いがちです。

  • 「一般的にはこうですね」

  • 「それはやらない人が多いです」

  • 「みなさんそうされます」

この言葉に悪意はなくても、施主側はこう受け取ります。

「私の希望は、変なんかな」

「これ以上言うと面倒な客と思われそう」

結果、希望が引っ込みます。

そして引っ込んだ希望は、住み始めてから復活します。

  • 収納が足りない

  • 動線が遠い

  • 採光が思ったより暗い

  • 生活に合っていない

これは施工の問題ではなく、会話の問題です。

関連:② 要望の解像度が上がらない理由(内部リンク)

関連:⑤ 満足度が下がる構造(内部リンク)


失敗例② 予算の話を避けて「後出しで削る地獄」

話しにくい工務店だと、予算の話がこうなります。

  • なんとなく不安だけど言えない

  • 見積が増えてきても突っ込みづらい

  • 「削って」と言うのが申し訳ない

結果、ある時点で限界が来て、急に削ります。

しかも削るタイミングはたいてい遅い。

  • 外構を削る

  • 収納を削る

  • 断熱や窓を下げる

  • 造作や照明を諦める

この削り方は、満足度を一気に落とします。

なぜなら「何のために必要だったか」の整理がないまま、金額だけで切るからです。

話しやすい工務店なら、予算の話は最初から“設計条件”として共有できます。

話しにくい工務店では、予算の話が“交渉”になり、空気が重くなり、避けたくなる。

この差は致命的です。

関連:① 話しやすさが重要な理由(内部リンク)


失敗例③ 変更を言い出せず「モヤモヤを抱えたまま契約」

注文住宅は途中で気づくことが必ずあります。

  • 「やっぱりコンセントここじゃない」

  • 「収納の奥行き、使いにくいかも」

  • 「洗面の幅、もう少し欲しい」

  • 「この動線、朝混みそう」

しかし話しにくい相手だと、こうなります。

  • 今さら言うのが申し訳ない

  • 迷ってると思われたくない

  • 何度も言うと嫌がられそう

そして、契約。

ここが本当に怖いところで、

契約後に同じ変更をしようとすると、費用も手間も増えます。

さらに工期にも影響しやすい。だからもっと言いにくくなる。

結果、モヤモヤを抱えたまま建ち、住んでから確信に変わります。

「やっぱり言えばよかった」


失敗例④ “質問できない”から、施主が理解できないまま進む

話しにくい工務店では、専門用語が増えがちです。

  • 断熱等級

  • UA値

  • 気密

  • 耐震等級

  • サッシ性能

  • 換気方式

本来は丁寧に説明すべき部分が、

「詳しくは資料に書いてます」

で終わることがある。

理解できないまま進むと、最後にこうなります。

  • 「そんな仕様だと思ってなかった」

  • 「それって追加費用なんですか?」

  • 「前に聞いた話と違う気がする」

このズレは、双方にとって不幸です。

施主は不安になり、工務店側は「言ったはず」と思う。

そして関係が悪くなる。

関係が悪くなると、さらに話しづらくなる。悪循環です。


失敗例⑤ 引き渡し後に「言いにくい」が残り、対応が遅れる

住んでからも相談は出ます。

  • 建具の調整

  • 小さな不具合

  • 追加で棚を付けたい

  • 外構の相談

話しにくい工務店だと、住んだ後も遠慮が続きます。

  • 連絡するのが気が重い

  • また嫌な空気になりそう

  • 小さいことだから我慢しよう

この我慢が積み重なると、結果的に大きな不満になります。

家は長い付き合いです。だからこそ、引き渡し後まで含めて話しやすさが重要です。


枚方市で工務店選びをするなら、ここを見てほしい

枚方市のように選択肢が多い地域ほど、

「会社としてのスペック」より「担当者との関係性」で差が出ます。

見学や相談の場で、次の反応が出たら要注意です。

  • 質問すると表情が硬くなる

  • こちらの話を遮る

  • 「普通は〜」が多い

  • 予算の話に触れると空気が変わる

  • 代案が出ない(できないで終わる)

これが出ると、家づくりの途中で“言えない空気”が固定されやすいです。

関連:④ 枚方市で工務店を選ぶなら「人」を見る(内部リンク)


まとめ|話しにくさは、後悔の温床になる

話しにくい工務店で起きやすい失敗は、ひと言で言うとこれです。

「本当は気づいていたのに、言えなかった」

注文住宅は“言えなかったこと”が、暮らしの不便として返ってきます。

毎日。何年も。

次の④では、枚方市という地域性の中で、なぜ「人」を見るべきなのかを整理します。


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