⑤【回遊動線】万能ではない|やってはいけない作り方|枚方市の注文住宅で「便利そう」が地雷になる理由
回遊動線(ぐるっと回れる間取り)は、注文住宅の打合せで必ず出る人気ワードです。
でも結論から言うと、回遊動線は万能ではありません。
むしろ「便利そう」で入れた回遊動線が原因で、
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収納が減って散らかる
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家具が置けない
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冷暖房が効かない
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生活感が見える
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子どもが走り回って危ない
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何となく落ち着かない
…こういう“住んでからの後悔”が起きやすいのも事実です。
この記事は、枚方市で注文住宅を検討する共働き・子育て世帯が、
**回遊動線で失敗しないための「やってはいけない作り方」**を、実務目線でまとめます。
結論:回遊動線は「1か所だけ強くする」が正解。やりすぎると暮らしが崩れる
回遊動線の目的は、ぐるぐる回ることではなく、
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渋滞を減らす
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家事を途切れさせない
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家族がぶつからない
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片付けが回る
このための“交通整理”です。
だから、回遊動線は 「ここだけ回せば暮らしが回る」1か所を強くするのが正解。
回遊を増やすほど、壁が減り、収納が減り、家具が置けず、空調も効きにくくなります。
やってはいけない回遊動線:後悔する典型パターン7つ
ここからが本題です。枚方市の注文住宅で実際に起きやすい失敗を、先に潰します。
NG1:回遊を作るために「壁」を削りすぎる
壁が減ると、何が起きるか。
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収納が減る
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家具が置けない(テレビ・ソファ・収納棚)
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コンセント位置が迷子
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音が回る、落ち着かない
回遊=壁を減らす設計なので、作りすぎると生活が崩れます。
NG2:「ただ回れるだけ」で、何も解決していない
回遊を作ったのに、渋滞ポイントが残ったまま。
これ、すごく多いです。
例:
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キッチン前は回れるけど、冷蔵庫前で詰まる
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洗面は回れるけど、脱衣が狭くて結局渋滞
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玄関から回れるけど、帰宅物の置き場がない
回遊は目的じゃないので、解決したい渋滞が何かを先に決める必要があります。
NG3:回遊が増えたせいで「収納が遠くなる」
回遊で通路が増えると、収納が分散しやすい。
そして「戻す場所が遠い」と、片付かなくなります。
回遊の副作用は、“歩く距離”が増えることです。
NG4:回遊で「キッチンが通路」になって落ち着かない
キッチンを通り道にすると、
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料理中に人が横切る
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子どもが走る
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危ない(火・刃物・熱湯)
結果、料理がストレスになります。
キッチンは作業場。通路化すると家事効率が落ちます。
NG5:通路幅が足りず、回遊なのに渋滞する
回遊にしたのに、狭くてすれ違えない。
これが最悪です。
回遊は“抜け道”が増えるぶん、通路幅が不足するとボトルネックが増えます。
NG6:回遊のせいで「冷暖房が効かない・音が回る」
開口が増える=空気が逃げる。
ドアが少ない=音が回る。
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夏:冷房が効きにくい
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冬:暖房が逃げる
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生活音:どこにいても聞こえる
「暮らしの快適さ」が落ちるのが回遊の落とし穴です。
NG7:回遊が“子どものサーキット”になる
子どもは回れると走ります。
走ると転ぶ。ぶつかる。危ない。
回遊動線は、子育て期ほど“事故導線”になりやすいので、
見通し・角・段差・床材の配慮が必要です。
じゃあ、回遊動線はどう作れば正解?「作るべき回遊」の条件6つ
回遊を入れるなら、この条件を満たしたときだけにしてください。
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解決したい渋滞ポイントが明確(例:キッチン前、洗面、玄関)
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回遊によって収納が減らない(減るなら別案)
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家具配置が成立する(テレビ壁、ソファ、ダイニング)
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通路幅が確保できる(すれ違い前提)
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空調計画がセット(効かなくなるなら回遊を縮める)
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子どもの安全が確保できる(見通し、角、危険ゾーン)
この6つを満たす回遊は、“便利”になります。
満たさない回遊は、“後悔”になります。
回遊動線の“勝ちパターン”は「1か所だけ回す」
枚方市の注文住宅で、暮らしが回りやすいのは次の2つです。
勝ちパターンA:キッチン〜パントリー〜玄関(帰宅・買い物が回る)
買い物袋→収納→調理が一筆書きになる。
これが回遊の最高効率。
勝ちパターンB:洗面〜ランドリー〜ファミクロ(洗濯が回る)
洗う→干す(乾かす)→しまう が同じゾーンで回る。
この回遊は、家事が終わります。
※逆に「LDK全体をぐるっと回す」回遊は、必要以上になりやすいです。
図面での「回遊動線」診断質問10個(YESが多いほど成功)
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回遊の目的(渋滞解消)が明確
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回遊で収納が減っていない
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家具配置(テレビ壁・ソファ・収納棚)が成立
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すれ違える通路幅がある
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キッチンが通路化しすぎていない
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冷蔵庫前・食洗機前で詰まらない
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空調が効く前提で計画されている
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音が回りすぎない
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子どもの走り回り対策ができる
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回遊は「1か所だけ強い」設計になっている
まとめ:回遊動線は“便利そう”で作らない。暮らしの渋滞を潰すために使う
回遊動線は、正しく作れば本当に便利。
でも、便利にするには条件があります。
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回遊は増やすほど、壁・収納・家具・空調に副作用が出る
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回遊の目的は“ぐるぐる回る”ではなく“渋滞を消す”
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正解は「1か所だけ強い回遊」
ここを押さえると、回遊動線は「後悔ポイント」ではなく「暮らしの武器」になります。
ハブサイトへ戻る(相互リンク)
→ ハブ:枚方市の注文住宅は「家事動線」で9割決まる|後悔しない間取り設計・完全ガイド
(①〜⑤をセットで読むと、間取りの優先順位がブレずに固まります)
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会社概要(NAP情報)
会社名:アルクハウス(有限会社森田建設)
住所:大阪府枚方市藤阪東町2丁目15番1号
電話番号:072-808-8815
営業時間:9:00-17:00
許可・登録・所属団体
アルクハウス(有限会社森田建設)
■建設業許可:大阪府知事許可(般-6)第112706号
■二級建築士事務所登録:大阪府知事登録(に)第8142号
■宅地建物取引業許可:大阪府知事許可(4)第55494号
所属団体:全日本不動産協会
提携司法書士:仲宗根司法書士
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執筆者プロフィール
執筆者:森田 知憲(もりた とものり)
アルクハウス 代表取締役(宅地建物取引士/二級建築士)
枚方市・長尾エリアを中心に、「シンプルノートの家」を手がける工務店 アルクハウス を運営。
“無駄を省きながらも、美しく・心地よい暮らし” をテーマに、これまで多くのご家族の理想の住まいづくりを叶えます。

