BLOG

スタッフブログ

HOME > MORITA BLOG > なぜ「南向きの土地」なのに暗い家が多いのか?|建築士が教える光を取り込む設計の考え方

なぜ「南向きの土地」なのに暗い家が多いのか?|建築士が教える光を取り込む設計の考え方

2026-07-18

「土地を探すなら南向きがいいですよ。」

 

 

家づくりを考え始めると、一度はこの言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

 

不動産広告でも、

「人気の南向き」

「日当たり良好」

「陽当たり抜群」

という言葉が並び、南向きの土地は他の方角より価格が高く設定されていることも珍しくありません。

 

 

そのため、

「家を建てるなら南向きの土地が一番。」

「北向きの土地は暗い。」

そう考える方が非常に多くいらっしゃいます。

 

 

しかし、建築士として数多くの住宅を設計してきた私たちは、少し違う視点で土地を見ています。

 

 

実際に枚方市でも、南向きの土地に建っているにもかかわらず、

「昼でも照明をつけている。」

「一年中レースカーテンを閉めたまま。」

「道路から室内が丸見えになるので落ち着かない。」

そんな家を数多く見てきました。

 

 

一方で、

北向きの土地や旗竿地であっても、

「想像以上に明るいですね。」

「外から見えないのに、こんなに光が入るんですね。」

と驚かれる住まいもあります。

この違いは、土地ではありません。

 

 

設計です。

 

 

この記事では、「南向き神話」がなぜ生まれたのか、そして本当に明るく快適な住まいをつくるために必要な考え方を、建築士の視点から詳しく解説します。

 

 


「南向き=良い土地」という考え方は本当に正しいのか

日本では昔から、南向きの土地は人気があります。

 

 

その理由は、とてもシンプルです。

 

 

太陽は東から昇り、南側を通って西へ沈みます。

 

 

そのため、南側に大きな窓を設ければ、一日を通して光を取り込みやすいと考えられてきました。

 

 

実際に、昔の住宅では、

・南側に庭をつくる。

・南側いっぱいに掃き出し窓を設ける。

 

 

・リビングを南側へ配置する。

 

 

という設計が一般的でした。

 

 

もちろん、この考え方自体が間違っているわけではありません。

 

 

しかし、家を取り巻く環境は昔とは大きく変わっています。

 

 


昔と今では住宅環境が違う

例えば40〜50年前。

 

 

住宅地には今ほど多くの家が建っておらず、隣家との距離も比較的ゆとりがありました。

 

 

道路を歩く人も今ほど多くありませんでした。

 

 

そのため、大きな窓を南側へ設けても、

・光がしっかり入る。

 

 

・外からの視線もそれほど気にならない。

 

 

という環境だったのです。

 

 

しかし現在は違います。

 

 

枚方市でも住宅地の多くは家が建ち並び、道路には人や車、自転車が頻繁に行き交います。

 

 

南側に大きな窓を設けると、

道路からリビングが見えてしまう。

 

 

洗濯物まで丸見えになる。

 

 

夜は室内の様子が分かってしまう。

 

そんな状況になることも珍しくありません。

 

 


カーテンを閉めたまま暮らす家が増えている理由

家づくりのご相談で、

「明るいリビングにしたいです。」

というご要望はとても多くあります。

 

 

ところが実際に完成した家を訪問すると、

昼間でもレースカーテンが閉まったまま。

 

 

厚手のカーテンまで閉めているご家庭もあります。

 

 

理由をお聞きすると、

「道路から見えるので。」

「向かいの家と目が合うので。」

「人通りが多くて落ち着かないので。」

というお答えが返ってきます。

 

 

せっかく南向きの土地を選び、大きな窓を設けても、カーテンを閉めてしまえば光は十分に入りません。

 

 

さらに、風も通りにくくなります。

 

 

つまり、

南向きの土地を選んだことよりも、窓の配置の方が暮らしに大きく影響しているのです。

 

 


本当に明るい家は「窓の大きさ」で決まらない

「もっと明るくしたいから、大きな窓を付けましょう。」

 

 

そう考える方もいらっしゃいます。

 

 

しかし、窓を大きくすればするほど、

・夏は暑くなる。

 

 

・冬は熱が逃げやすい。

 

 

・家具を置く場所が減る。

 

 

・防犯面が気になる。

 

 

という新たな課題も生まれます。

 

 

建築士は、単純に窓を大きくするのではなく、

「どこから光を取り入れるか」

を考えながら設計します。

 

 

例えば、

高窓(ハイサイドライト)を活用する。

 

 

中庭から光を取り込む。

 

 

吹き抜けを利用する。

 

 

隣家との位置関係を考えて窓を配置する。

 

 

こうした工夫によって、プライバシーを守りながら明るい住まいを実現できます。

 

 


「土地の価値」より「設計の価値」が暮らしを変える

土地探しでは、

「南向きだから価格が高い。」

「北向きだから安い。」

ということがあります。

 

 

しかし、その価格差だけで土地を判断してしまうのは、とてももったいないことです。

 

 

設計の工夫によって、北向きの土地でも心地よい住まいは十分につくれます。

 

 

反対に、南向きの土地でも設計を間違えれば、暗く、暑く、視線が気になる家になってしまうことがあります。

 

 

アルクハウスでは、

「土地に家を合わせる」のではなく、「暮らしに合わせて土地を活かす」

という考え方を大切にしています。

それが、SIMPLE NOTEの設計思想にもつながっています。

 

 

 

カタログ請求はこちら

https://www.liv-and-liv.com/document/

不動産購入については姉妹サイト

https://www.alkuhaus-fudousan.com/

不動産売却については姉妹サイト

https://www.alku-haus-fudousan.com/

会員登録はこちら

https://www.liv-and-liv.com/member/

【会社概要】

会社名:アルクハウス

運営会社:アルクハウス(有限会社森田建設)

住所:大阪府枚方市藤阪東町2丁目15番1号

電話番号:072-808-8815

営業時間:9:00-17:00

■建設業許可

大阪府知事許可(般-6)第112706号

■二級建築士事務所登録

大阪府知事登録(に)第8142号

■宅地建物取引業許可

大阪府知事許可(4)第55494号

所属団体:全日本不動産協会

提携司法書士:仲宗根司法書士

【執筆者プロフィール】

執筆者:森田 知憲(もりた とものり)

アルクハウス 代表取締役

■宅地建物取引士登録番号

(大阪)第113721号

■二級建築士登録番号

第50867号

枚方市立菅原東小学校、枚方市立杉中学校、大阪府立枚方津田高校、成城大学法学部を卒業後に、有限会社森田建設へ入社して現在に至る。

アルクハウス代表メッセージ|枚方市で「暮らしが整う家」をつくる理由

はじめまして。アルクハウス代表の森田です。

私たちは大阪府枚方市を拠点に、注文住宅・新築一戸建て・リフォームまで、住まいづくりを通して「家族の毎日」を整える仕事をしています。

家は、人生でいちばん大きな買い物です。

だからこそ私は、見た目のデザインや価格だけで決めてほしくありません。住んでから何年も続く現実の暮らしに、本当に効く家であること。そこに、アルクハウスの価値があります。

家づくりは「建物」ではなく「暮らし」を設計すること

家が完成した瞬間がゴールではありません。

本当の勝負は、住み始めたその日から毎日続きます。

朝の支度がスムーズに回るか

片付けが自然に終わるか

洗濯・料理・育児の負担が減るか

光と風が入り、家の中が気持ちいいか

家計が無理なく回り、将来に不安が残らないか

アルクハウスは、間取り・動線・収納・採光・断熱・耐震、そして資金計画まで含めて「暮らしの設計」を行います。

住まいは、家族の時間を守る道具だと考えているからです。

枚方市という街で家を建てる意味

私は枚方の街が好きです。街も人も、この街の未来も。

子育てのしやすさ、通勤通学の利便性、自然の近さ。枚方市には家族が安心して暮らせる要素が揃っています。

一方で、枚方市での家づくりは簡単ではありません。

土地探しでは駅距離や周辺環境だけでなく、用途地域・建ぺい率・容積率・道路付け・高低差・ライフラインなど、見落とすと後悔につながるポイントが多くあります。さらに、住宅ローンや教育費、将来の働き方によって「無理のない予算」も変わります。

だからこそ私たちは、枚方市の地域特性を踏まえた土地選びと資金計画から、一緒に整理することを大切にしています。

「営業」ではなく「相談」から始めたい

家づくりの場で、押し売りのような空気は必要ありません。

私たちがしたいのは、契約を急がせることではなく、判断材料を揃えることです。

土地がない状態でも、予算の組み立てから一緒に考える

迷っていることを、言語化して整理する

住宅ローンの選び方や、総費用の盲点まで先に伝える

その家が「あなたの暮らし」に合うかを最優先にする

結果として、アルクハウスを選ばない結論になっても構いません。

納得して決めることが、いちばん大切だからです。

アルクハウスが約束すること

私たちは、枚方市で住まいづくりをお考えの方に対して、次の3つを約束します。

  1. 暮らし目線の設計

動線・収納・家事効率・採光・プライバシー。図面の中ではなく、生活の中で正解になる設計を追求します。

  1. お金の不安を残さない進め方

建物価格だけではなく、土地・諸費用・外構・家具家電・将来の支出まで含めて、現実的な予算を組み立てます。

  1. 地域に根差した責任

私たちは枚方市で仕事をしています。建てたあとも暮らしは続く。だからこそ、誠実さから逃げない体制で向き合います。

最後に|家づくりで、家族の時間は変えられる

家が変わると、暮らしが変わります。

暮らしが変わると、家族の表情が変わります。

忙しい毎日の中で、少しでも心の余白が増える家。

「帰ってきた瞬間にホッとする」家。

家族の未来に対して、背伸びではなく納得で選べる家。

そのために、アルクハウスがあります。

枚方市で注文住宅や住まいのことを考え始めたら、まずは気軽に相談してください。話すことで整理できることが、必ずあります。

アルクハウス代表 森田 知憲