まず結論|土地と建物の配分は「割合」より「順番」で決まる
注文住宅の予算配分でよくある悩みが、
「土地にいくらまで出していいのか分からない」
「建物の希望を優先すると土地が買えない」
というものです。
しかし、最初に理解してほしいのは、土地と建物の予算配分は“割合の正解”がある話ではない、ということです。
なぜなら、同じ総予算でも、家族ごとに「叶えたい暮らしの優先順位」が違うからです。
だからこそ、アルクハウスでは配分を決めるときに、割合の前に次の順番を徹底します。
この順番を守るだけで、土地探しの不安は一気に減ります。
そして、判断が速くなります。
この記事の位置づけ(相互リンク用)
※CMS実装時に、①をハブとして②〜⑨を相互に適宜リンクしてください。
枚方市で多い失敗|「土地を先に買う」と配分が崩れやすい
土地探しで情報収集をしていると、魅力的な土地が出た瞬間に焦りが出ます。
そして、よくあるのがこの流れです。
-
いい土地を見つける
-
逃したくないので申し込む
-
その後に建物の見積りを取る
-
外構・地盤・造成・諸費用が膨らむ
-
結果、建物で妥協 or ローンが苦しくなる
つまり、失敗の本質は「土地を買ったこと」ではなく、
土地を買う前に“総額の設計”ができていないことです。
枚方市は、住宅地として人気がある一方で、敷地条件により追加コストが出やすい土地も混ざります。
そのため、土地価格だけで判断すると、配分が簡単に崩れます。
土地と建物だけじゃない|「家の総額」を構成する7つの費用
土地と建物の配分を考える前に、まず家の総額の内訳を揃えます。
ここが揃っていないと、配分の話は必ずズレます。
1. 土地代
土地そのものの価格です。
2. 建物本体工事費
一般的に「建物価格」と言われる部分ですが、ここだけ見てはいけません。
3. 付帯工事費
給排水引込、仮設工事、照明やカーテン下地など、条件で変動します。
4. 外構費
駐車、アプローチ、フェンス、門柱、植栽など。後回しにされがちですが満足度に直結します。
5. 諸費用
登記、火災保険、ローン手数料、印紙、仲介手数料(条件による)など。
6. 土地の追加リスク費
地盤改良、造成、擁壁、解体、上下水の状況など。ここが配分を壊す最大要因です。
7. 家具家電・引越し・当面の生活費
住み始めてから苦しくなる人は、ここが抜け落ちています。
内部リンク(関連・実務ベースで総額を整理した記事)
https://www.liv-and-liv.com/morita_blog/35129/
予算配分の「目安」|ただし、目安は“動く”もの
ここから先は目安です。
ただし、目安を持つこと自体は重要なので、実務でよく使う考え方を紹介します。
目安A|土地:建物=4:6(バランス型)
枚方市で「暮らしも設計も妥協したくない」方が取りやすいバランスです。
ただし、外構・諸費用・土地リスク費を別枠で確保するのが前提です。
目安B|土地:建物=5:5(立地優先型)
駅距離やエリア優先で土地を取りにいくと、この配分になりやすいです。
ただし、建物は「希望全部」を載せにくくなるため、優先順位が必須です。
目安C|土地:建物=3:7(建物優先型)
設計や暮らしの質を重視する方に多い配分です。
一方で、土地条件を広げられないと、候補が減るので探し方の工夫が必要です。
配分を崩す“地雷”|土地価格より怖い追加コスト
土地の予算上限を決めるとき、必ず確認したいのが「土地に乗る追加コスト」です。
これを見落とすと、配分は高確率で崩れます。
1. 地盤改良の可能性
地盤は場所によって差があり、調査後に必要になるケースがあります。
2. 造成・高低差・擁壁
「安い土地」ほど、造成や擁壁で総額が上がることがあります。
3. 解体費
古家付きの場合、解体費と付帯工事が想定以上になることもあります。
4. 上下水・ガスの引込状況
引込がない、口径が小さいなどで費用が上がる場合があります。
5. 外構が重くなる土地形状
駐車が取りにくい、道路との高低差がある、雨水処理が必要など。
アルクハウス式|「土地の上限」を決めるシンプルな計算手順
ここが今日いちばん実務的で、効くところです。
土地の上限は、次の順番で決めます。
ステップ1:総予算の上限を決める
「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」を基準にします。
教育費、車、旅行、将来の貯蓄まで含めて現実ベースで設定します。
ステップ2:土地以外の固定費を先に確保する
-
諸費用
-
外構費(最低ライン)
-
家具家電・引越し
-
予備費(突発対応)
この“別枠”を先に取ります。
ステップ3:建物の最低ラインを決める
理想ではなく、まず「暮らしが崩れない最低ライン」を決めます。
例えば、収納量、家事動線、断熱の考え方など、後から変えにくい部分を優先します。
ステップ4:土地リスク費の枠を確保する
地盤・造成・解体など、土地の条件で増える枠を持ちます。
ステップ5:残りが土地の上限
この手順で決めた上限は、迷いを減らし、判断を速くします。
【実例】枚方市で配分を見直して「土地の焦り」から抜けたC様(イニシャル)
枚方市(津田エリア)で家づくりを検討していたC様(30代・共働き)。
当初は「立地が良い土地」を優先して探し、予算の大半を土地に寄せようとしていました。
ところが、建物の希望(家事動線、収納、明るさ、将来のメンテ)を整理していくと、
土地にお金を寄せすぎると“暮らしの満足度が下がる”ことが明確になりました。
そこで、外構・諸費用・予備費を先取りし、
建物の最低ラインを固めたうえで土地上限を再設定。
結果として、候補が広がり、焦りが消え、納得の土地に落ち着きました。
C様の言葉で印象的だったのは、
「土地を探していたんじゃなくて、安心を探してたんですね」
という一言です。
枚方市で“後悔しない配分”にするためのチェックリスト
1. 土地の上限が「総予算」から逆算できているか
土地だけで上限を決めていないか確認します。
2. 外構費を削って成立させていないか
外構をゼロ扱いにすると、住み始めてから不満が残りやすくなります。
3. 予備費を確保しているか
予備費がない家づくりは、途中で決断が苦しくなります。
4. 建物の優先順位が3つに絞れているか
「全部ほしい」は当然です。だからこそ3つに絞るのが現実解です。
5. “買ってから考える”になっていないか
土地は買う前に、建物と総額をセットで仮決めするのが安全です。
①・②・④へのリンク(相互リンク運用)
※CMSで公開後、本文中の自然な箇所に相互リンクを追加してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 土地と建物の予算配分に“正解の割合”はありますか?
A. 割合の正解はありません。総予算と暮らしの優先順位、土地の追加コストによって最適解が変わります。
Q2. 先に土地を買っても大丈夫ですか?
A. 可能ですが、建物・外構・諸費用・土地リスク費を先に“総額設計”していないと、配分が崩れやすくなります。
Q3. 外構費はどのくらい見ておけばいいですか?
A. 土地条件と要望で変わりますが、ゼロ扱いは危険です。最低ラインを先に確保しておくのが安心です。
Q4. 予備費は必要ですか?
A. 必要です。予備費がないと、追加工事や仕様調整のたびに判断が苦しくなり、満足度が下がりやすくなります。
Q5. 枚方市で相場より安い土地は狙い目ですか?
A. 一概に言えません。安い理由が造成・擁壁・解体・引込などの追加コストに隠れている場合があります。
アウトバウンドリンク(権威性の高い情報)
住宅金融支援機構(フラット35など)
https://www.jhf.go.jp/
不動産購入・売却のご案内(姉妹サイト)
不動産購入については姉妹サイト
https://www.alkuhaus-fudousan.com/
不動産売却については姉妹サイト
https://www.alku-haus-fudousan.com/
会社情報(NAP)
会社名:アルクハウス(有限会社森田建設)
住所:大阪府枚方市藤阪東町2丁目15番1号
電話番号:072-808-8815
営業時間:9:00-17:00
会社概要
■建設業許可 大阪府知事許可(般-6)第112706号
■二級建築士事務所登録 大阪府知事登録(に)第8142号
■宅地建物取引業許可 大阪府知事許可(4)第55494号
所属団体 全日本不動産協会
提携司法書士 仲宗根司法書士
カタログ請求・会員登録
カタログ請求はこちら
https://www.liv-and-liv.com/document/
会員登録はこちら
https://www.liv-and-liv.com/member/
執筆者プロフィール
執筆者:森田 知憲(もりた とものり)
アルクハウス 代表取締役(宅地建物取引士/二級建築士)
枚方市・長尾エリアを中心に、
「シンプルノートの家」を手がける工務店 アルクハウス を運営。
“無駄を省きながらも、美しく・心地よい暮らし” をテーマに、
これまで多くのご家族の理想の住まいづくりをサポート。

