家づくりは「比較表」を作るほど失敗しやすい理由|枚方市で後悔しない判断軸の作り方
この記事(⑥)の位置づけ|①ハブ記事の“最終整理”
この記事は、ハブ記事
① 注文住宅は大手と工務店どちらが向いている?判断基準を解説
の関連コンテンツの中で、最後に読むことで判断が一気に固まる記事です。
②〜⑤で
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予算
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工務店選び
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土地と家づくりの同時進行
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見積の見方
を理解したうえで、⑥では「なぜ比較すればするほど迷うのか」という構造的な原因を整理します。
結論|比較表は“安心感”をくれるが、“正解”は教えてくれない
注文住宅で比較表を作る人ほど、実は決断が遅れ、後悔しやすい傾向があります。
なぜなら、比較表は「見えるもの」しか並ばない一方で、本当に差が出るポイントは見えにくいからです。
比較表は悪ではありません。
ただし、「使い方」を間違えると、判断軸を失います。
なぜ比較表を作るほど失敗しやすいのか
ここからは、枚方市で実際に多い“迷走パターン”を分解します。
理由1|数字で比較できる項目しか並ばない
比較表に並びやすいのは、次のような項目です。
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坪単価
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断熱性能の数値
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標準仕様の数
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保証年数
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値引き額
しかし、家づくりで後悔を左右するのは、
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ヒアリングの深さ
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設計の意図
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変更時の対応力
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総額調整の考え方
といった数値化しにくい部分です。
つまり、比較表に力を入れるほど、本質からズレやすくなります。
理由2|前提条件が揃っていないまま比較している
比較表で最も多いミスがこれです。
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延床面積が違う
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標準仕様の範囲が違う
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外構や地盤が含まれていない
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諸費用の扱いが違う
前提が揃っていない比較は、正確に見えて、実は全く正確ではありません。
そして、このズレは完成間際に「こんなはずじゃなかった」という形で表面化します。
理由3|「選びやすい会社」ではなく「点数が高い会社」を選んでしまう
比較表を作ると、人は無意識に
「総合点が一番高い会社」
を選びたくなります。
しかし、家づくりで本当に重要なのは、
自分たちが決断しやすい会社かどうかです。
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迷った時に整理してくれるか
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優先順位を一緒に決めてくれるか
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増額時に代替案を出せるか
ここは点数化できません。
理由4|比較すればするほど「正解がある」と錯覚する
比較表を作り込むほど、
「どこかに絶対的な正解があるはず」
と思ってしまいます。
しかし、注文住宅に唯一の正解はありません。
あるのは、
「この家族にとって納得できる選択」
だけです。
理由5|比較に時間を使いすぎて、判断力が落ちる
比較疲れが起きると、人は次の状態になります。
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判断を先送りにする
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最後は価格や雰囲気で決める
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決めた後も「本当に良かったのか」と不安になる
これは、情報不足ではなく情報過多が原因です。
失敗しない人がやっている「正しい比較の仕方」
比較表を“捨てる”必要はありません。
ただし、次の使い方に切り替えることが重要です。
比較は「会社」ではなく「考え方」でする
失敗しない人は、次を比較しています。
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見積がどう膨らむか
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変更時の説明ルール
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総額を守るための考え方
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どこにお金をかけ、どこを削るか
つまり、仕組みと思想の比較です。
比較項目は3つまでに絞る
おすすめは、この3つです。
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総額がブレにくいか
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暮らしの優先順位を整理してくれるか
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不安や迷いを言語化してくれるか
これ以上増やすと、判断が鈍ります。
「ここで建てた後の自分」を想像できるか
最後は感覚です。
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打ち合わせが終わった後、頭が整理されているか
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不安が減っているか
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家づくりが楽しみになっているか
この感覚は、完成後の満足度と驚くほど一致します。
【実例】枚方市で比較表をやめたら決断できた話(仮名)
枚方市のY様は、最初エクセルで細かい比較表を作っていました。
項目は30以上。どの会社も一長一短で、決めきれず半年が経過。
そこで比較表をやめ、
「総額の説明が一番分かりやすかった会社」
「迷った時に選択肢を3つに整理してくれた会社」
という2点だけで再評価。
結果として、決断後の不安がほとんどなく、
家づくりの過程そのものを楽しめたそうです。
①(ハブ)に戻ると、答えが出る
ここまで読んでいただくと、
「大手か工務店か」
「どの会社が合うか」
の答えは、すでにかなり絞れているはずです。
あとは①に戻り、
判断基準を最終確認してください。
FAQ(よくある質問)
Q1. 比較表は本当に作らない方がいい?
A. 作ってもOKですが、最終判断には使わない方が安全です。整理用と割り切りましょう。
Q2. 比較が不安を減らすのでは?
A. 初期は減りますが、やりすぎると逆に不安が増えます。
Q3. どうしても決められない場合は?
A. 「決断しやすかった会社」を選ぶと、結果的に後悔が少なくなります。
Q4. 大手と工務店、比較表に向いているのは?
A. 大手は表向きの比較がしやすく、工務店は表に出ない差が大きい傾向があります。
Q5. 最後の決め手は何?
A. 数字ではなく、「この人たちと進めたいか」という感覚です。
リンク
国土交通省 地価公示
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_tk2_000017.html
会社概要・NAP情報
会社名:アルクハウス(有限会社森田建設)
住所:大阪府枚方市藤阪東町2丁目15番1号
電話番号:072-808-8815
営業時間:9:00-17:00
建設業許可:大阪府知事許可(般-6)第112706号
二級建築士事務所登録:大阪府知事登録(に)第8142号
宅地建物取引業許可:大阪府知事許可(4)第55494号
所属団体:全日本不動産協会
提携司法書士:仲宗根司法書士
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執筆者プロフィール
執筆者:森田 知憲(もりた とものり)
アルクハウス 代表取締役(宅地建物取引士/二級建築士)
枚方市・長尾エリアを中心に、「シンプルノートの家」を手がける工務店 アルクハウス を運営。
“無駄を省きながらも、美しく・心地よい暮らし” をテーマに、これまで多くのご家族の理想の住まいづくりをサポート。

