枚方市の注文住宅で「家事室」は本当に必要?|“専用の部屋を増やさない”家づくり
枚方市で注文住宅を検討している方から、「家事室が欲しい」「ワークスペースも欲しい」といったご希望をいただくことがあります。
洗濯物をたたむ。アイロンをかける。書類を整理する。パソコンを使う。
専用の部屋があれば便利そうですが、私たちアルクハウスが取り入れているSIMPLE NOTE(シンプルノート)では、「やりたいことがある=専用の部屋をつくる」とは考えません。
今回は、枚方市の家づくりで知っておきたい「一つの空間に複数の役割を持たせる」という考え方についてお話しします。
欲しいのは「家事室」?それとも「家事がしやすい場所」?
注文住宅の希望を整理していると、
「家事室が欲しい」
「ランドリールームが欲しい」
「書斎が欲しい」
と、部屋の名前から考えてしまうことがあります。
ここで一度考えてほしいのが、その部屋で何をしたいのかです。
例えば家事室が欲しい理由が「洗濯物をたたみたい」なのであれば、必ずしも一部屋必要とは限りません。
ランドリースペースの一角に作業できる場所を設ける方法もあれば、家族が過ごす場所の近くに作業スペースを計画する方法もあります。
SIMPLE NOTEでは、部屋をつくる前に「そこで何をしたいのか」を整理します。
部屋を増やせば、家も大きくなりやすい
家事室2帖。
書斎2帖。
パントリー2帖。
ファミリークローゼット3帖。
一つひとつを見ると、それほど大きく感じないかもしれません。
しかし、希望する専用スペースを次々と足していけば、建物全体の面積にも影響します。
場合によっては、それぞれの部屋へ移動するための通路も必要になります。
だからSIMPLE NOTEでは、
「一つの空間に、一つの役割しか持たせてはいけない」という固定観念を外して考えます。
限られた面積を上手に使うことは、単なるコストダウンではありません。
毎日使う場所に面積と予算を集中させるための設計でもあります。
「兼用できる場所」をつくるという考え方
例えば、ちょっとしたカウンターがあったとします。
昼間は在宅ワーク。
夕方は子どもの宿題。
夜は家計簿や書類整理。
このように時間帯によって使う人や目的が変われば、一つの場所を複数の用途に使うことができます。
大切なのは「多目的スペース」という名前をつけることではありません。
家族の一日の中で、その場所をどう使い回せるかを考えることです。
これによって、必要以上に部屋数を増やさなくても、それぞれの家族が欲しい機能を確保できる可能性があります。
家事動線とセットで考える
家事をする場所は、単独で考えても使いやすくなりません。
例えばアイロンをかける場所をつくっても、洗濯物を干す場所や衣類収納から遠ければ、毎回洗濯物を運ぶ必要があります。
パントリーも同じです。
大容量でもキッチンや帰宅動線から使いにくい場所にあれば、便利さを十分に活かせないかもしれません。
SIMPLE NOTEでは、部屋の広さよりも「使う場所と移動する距離」まで考えて配置することを大切にしています。
家をコンパクトにできれば土地探しにも影響する
この考え方は、枚方市の土地探しにもつながります。
希望する専用室をすべて足して建物が大きくなれば、それを配置できる土地条件も変わります。
反対に、一つの空間に複数の役割を持たせ、必要な建物面積を整理できれば、土地選びの幅が変わる可能性があります。
だから枚方市で注文住宅を検討するときには、
土地を決める→間取りを考える
ではなく、
暮らしを整理する→必要な家の大きさを考える→土地を探す
という順番も大切です。
枚方市で工務店を探している方には、「希望する部屋を全部入れてください」と伝えるだけでなく、「この部屋で何をしたいのか」まで伝えてみてほしいと思います。
SIMPLE NOTEは「小さくする」のではなく「重ねる」
SIMPLE NOTEというと、無駄を減らしてコンパクトにする家というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、大切なのは単純に面積を削ることではありません。
家事。
仕事。
子どもの勉強。
収納。
家族の時間。
それぞれを完全に別の場所へ分けるのではなく、暮らし方によっては役割を重ねられないか考える。
そして必要性の低い面積を整理できれば、その分を住宅性能やLDK、収納、外構など、家族がより大切にしたい部分へ配分できます。
面積を減らすための設計ではなく、面積を上手に使うための設計。
これがSIMPLE NOTEで考えたい家づくりです。
社長としてひと言
私は、お客様から「家事室が欲しいです」と言われたとき、最初に「何帖にしましょうか」とは聞きたくありません。
まず、
「そこで何をしたいですか?」
と聞きたいと思っています。
洗濯物をたたみたいのか。
仕事をしたいのか。
書類を整理したいのか。
目的が分かれば、一部屋つくらなくても、もっと使いやすい方法が見つかることがあります。
注文住宅だからこそ、希望する部屋を全部足していくのではなく、暮らしを一つずつ整理していく。
私は、それが本当の意味での自由設計だと思っています。
枚方市でこれから家づくりを始める方には、「何部屋欲しいか」だけではなく、**「新しい家で何をしたいか」**を家族で話してみてほしいと思います。
必要な場所には、きちんと面積を使う。
一つにまとめられるところは、シンプルにまとめる。
そして家にも家計にも余白を残す。
それが、アルクハウスがSIMPLE NOTEを通して大切にしている枚方市の家づくりです。

