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「内部結露」で腐りやすい木造住宅

2020-08-24

木の家で建てる日本の木造住宅は、日本の気候風土に適した家づくりであり、耐久性の面からも優れていると言えます。

 

しかし、一方で最近の家づくりで気になるのは「高気密高断熱の家は腐りやすいのはないか」と、言われている点です。

ただし、この「高気密高断熱の家は腐りやすいのはないか」という議論は、正しくは「中途半端な断熱材や、集成材などの呼吸性が低い木材で建てた家は、建てた時は問題なくても、数年・数十年経過すると腐りやすい」という意味ではなかと解釈しています。

 

つまり、建てた時の住宅の性能数値も大事ですが、重要なことは建ててから数年・数十年と経った家が十分な断熱性や気密性を保てているのか、また健康的な住宅であるのかだと言えるのではないでしょうか。

そして、この問題の一番のキーワードが「内部結露」です。

 

結露といえば、家の内部と外部とで温度差や湿度差があると、窓に水滴がついている・・・っていうやつですね。

これは窓についた水滴でその結露の具合を把握することができます。

たとえば、冬場に加湿器をフル稼働させて、家族全員で一室で一晩寝た室内は湿度たっぷりで、こういう人工的な高湿度な空間をつくると、やはり樹脂サッシを使っていても結露は発生しやすいものです。

こういった目に見える結露は対策を取ることも可能です。

 

しかし、問題は目に見える結露ではなく、“目に見えない「内部結露」”です。

 

これは建物の壁の中で発生する結露です。

つまり目に見えないところで結露が発生し、目に見えないところで壁や柱などの木材に吸収されてしまいます。

そして、吸収された結露が原因で木は腐り、そして木造住宅の大敵の「腐朽菌」が増殖します。

 

この腐朽菌は、柱や土台などをどんどん腐らせていきます。

このことは長い目で見ると家の耐久性の低下に大きく関わります。

いくら制振ダンパーや長期優良住宅など数字上の上で優れた家であっても、「建てた後の家」が、腐朽菌の被害により家の耐久性が落ちてしまうと、全く意味をなしません。

 

そして内部結露の発生は、柱や土台などの木構造を腐らせるだけでなく、結露が建物内に溜まることで、結果として「結露に包まれた家」にもなってしまいます。

このような結露に包まれた家では健康的な暮らしができるとは言えません。

 

構造材などの木部や断熱材は家が完成してからでは目にすることはできません。

しかし、内部結露から家を家族を長く安心して守っていくためにも、中途半端な構造材や断熱材を使用するのはなく、良質な木材・断熱材を含めた断熱計画を立てた家を叶えていただきたいものです。

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