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吹き抜けの冷暖房対策

2019-01-15

高気密高断熱な家づくり+αの対策を

開放感があり明るい家づくりに最適な吹き抜けですが、多くのメリットがある一方、デメリットももちろんあります。

その代表格と言えるのが冷暖房の効きが悪くなるということです。

 

吹き抜けにするとそれだけ冷暖房が働かなくてはいけない面積が増えるわけで、効率が悪くなり、電気代も高くなりがちです。

エアコンなどを稼働してもなかなか冷暖房が効きだすまで時間もかかります。

朝など少しの時間だけ冷暖房を効かせたいという場合でも、早めに機器を稼働させておかなければなりません。

 

この問題の根本的な問題の解決策はありませんが、その問題を建物において最小にすることはできます。

床下や壁や屋根・天井などの断熱材の断熱性能をよりよいものにし、窓サッシもアルミサッシよりはアルミ樹脂複合や樹脂サッシを採用すべきです。

ガラスもぺガラスは当然で、さらにLOW-Eガラスなどが良いでしょう。

高気密高断熱な性能の家にして、できるだけ逃げていく冷気や暖気を減らすことが重要です。

 

また、夏であれば過剰な太陽熱を防ぐために窓の内側より外側、つまり屋外側に日射対策として庇やロールカーテンがオススメです。

また、冬で言えば、できるだけ外の冷気を室内に入れないように、内窓の設置などは有効です。

天井にあがっていく暖めた暖気をシーリングファンやサーキュレーターをつかって空気の循環も忘れてはなりません。

 

こうした対策をすることで、吹き抜けのデメリットを少しでも減らすことが、快適な暮らしをする上で、重要になってきます。