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自分の収納スタイルを知る

2019-08-05

家づくりでは、家事動線や生活動線・来客動線などいろんな角度から考えて間取りを検討していきます。

これらの3大動線をしっかりと考えることはもちろん重要ですが、同時に収納動線や収納場所などの「収納計画」を立てることも非常に重要です。

 

「収納計画」と一言で言っても、隠す収納もあれば、最近ではオープンに見せる収納も流行っていますが、オープン収納は散らかっているとかえって乱れが目立ってしまいます。

また、家具としての収納を置くべきなのか、建築の段階でつくる造作収納を設けるべきなのか、また納戸などの小空間をつくるべきなのかは十分に考慮しましょう。

扉が無い方が扉の開閉がないため使い勝手が良いという人もいれば、収納が苦手なのでできるだけ扉で隠したいという人もいるでしょう。

また、収納はいくつあっても片づけが苦手な方もいれば、少量の収納であってもある分で上手に収納をまかなえる方もいます。

収納場所に関しても、一箇所に集中して収納箇所をまとめた方が生活しやすいという方もいれば、使う箇所ごとにこまめな収納があるほうが良いという方もおられるでしょう。

収納動線ひとつをとっても正に、収納の仕方はまさに千差万別です。

 

つまり、収納の正しい仕方というのはありません。

その人その人による収納クセも違うからです。

一般的な収納を学ぶことも重要ですが、大切なことは「自分に最適な収納計画」を見つけ出し、家づくりの際には設計士に伝えることができるように準備しておくことです。

 

設計士としては具体的な要望として収納計画をお聞きできないと、どうしても一般的な収納を設計しがちです。

設計士との意思疎通を明確にするためにも、自分の収納スタイルを知ることは重要です。