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本当に集成材で建てる家って大丈夫ですか??

2017-10-23

最近では安価な外材が海外から輸入されてつくられた「集成材の家」が大変多くなっています。

「集成材は、コンピューターで計算し設計されているので、強度もしっかりと出て安心」

そんなフレーズをよく聞きますが、それは10年・20年先も本当に同じ強度を保っているのでしょうか??

木造住宅の主役である「木」はシロアリ等の「害虫被害」と、結露や湿気等の水分による「腐り」が原因で家の強度は落ちていくといわれています。いわゆる木材の2大劣化原因と呼ばれるものです。

この2大劣化原因の対策としては、やはりシロアリに喰われにくい木材であり、結露や湿気などの水分を吸っても吐き出すことのできる呼吸性が木には求められます。

そしてそのどちらも満たしているのは集成材ではありません、国産材なのです。

独立行政法人森林総合研究所の耐朽ランクで「極小」ランクに位置づけされる集成材の代表格であるホワイトウッドなどの腐りやすい木をつかった家が新築1年目と、10年・20年・30年先で耐久性があまり落ちないで安心して暮らせる状態かといわれると、はなはだ疑問です。

長く安心して暮らすには、やはり日本の木で建てる“日本の家”にすべきではないでしょうか。