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成人家族中心ならシンプルな間取りを

2019-05-17

注文住宅の年齢層は20代後半から40代の子育て世代が特に多いと思います。

その中でもお子様が小学生以下というご家庭が特に多いというデータもあります。

お子様が乳幼児や小学生低学年の方が多い注文住宅の世界では

・子供室は最初は大部屋スタイルにして、あとで部屋を間仕切る

・子供の気配を感じれるように、リビング階段や吹き抜けを子供室に面して設置する

・子供部屋は最小サイズにして、ダイニングやリビングの一角で勉強をさせる

など耳にします。

 

たしかに、お子様がまだまだ小さいときにはこのような間取りの工夫は求められてくると思います。

子供を孤立させない、あるいは親の目の届かない状況をつくらないという意図があるからです。

 

しかし、お子様がある程度の年頃の場合は、このような「一般的」な間取りの考え方では合わないかもしれません。

中学生や高校生、それ以上の年齢のお子様がおられる場合は、あまり親の干渉に入らず、個々の独立性を重視してあげることが重要です。

過剰な監視の目にあるとどうしても子供たちも居心地悪く感じてしまいます。

 

家づくりで間取りを考える際にも親だけの考えでプランするのではなく、子供たちの意見も重要になってくるでしょう。

また、小さなお子様がいる場合のような上記の間取りアイデアは必ずしも必要ではなく、求められるのはよりシンプルな間取りです。

個室でそれぞれの時間を楽しみつつ、家族の集まれる場所をシンプルに作っておくことが重要になってきます。