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寝室の位置と大きさ・注意点を考える

2019-10-23
注文住宅イメージ

室外の音が気にならないよう遮音性も考慮する

寝室の大きさは、寝具の種類によって変わってきます。

和式の布団を敷く場合には、布団の大きさは縦195cm、横150cmは必要になります。

一方ベッドの場合は、シングルベッドで縦200センチ、横100センチが一般的と言われています。

どちらの場合も夫婦二人で寝る場合は6帖程度は必要になります。

 

寝室の配置もまた重要です。

ゆっくりと寝るためには、外の音や排水、上下階の音などが気にならないよう、部屋の配置と遮音対策が必要です。

寝室の真上にトイレや浴室・洗面所など水廻りがあるとどうしても排水の音が気になります。

配管に遮音対策を施すことが現場施工のポイント。

また、一階と二階の間に断熱材などを入れることで、水周りの遮音対策にもなります。

家族同士でも生活リズム・時間が異なるのであれば隣り合う部屋の間仕切壁に断熱材などを入れることも有効でしょう。

 

設計での遮音対策としては、生活リズム・時間が異なるのであれば隣り合う部屋の間仕切壁の位置に収納クローゼットなどを設けることは大変有効です。

また上下階では、一階と二階のトイレの位置を合わせる、水周りの下階には寝室を配置しないなどの工夫もしたいものです。

 

寝室はゆっくり休息する場所なので、立地条件や構造、必要なスペースを考えながら、リラックスできる空間づくりをしましょう。